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【告知】ジョン・スタインベックの短編の解説やります

拝啓、秋雨の候、読者の皆様におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。掲題の通り告知いたします。

■解説とは

その作品について書かれた論文を参考に、作品の伏線や、ただ読むだけではわかりにくい意味をわかりやすくまとめていきます。論文はだいたい1本~3本ほどを参考文献として使用しています。個人的に、文豪の作品を読むときは読後によく関連する論文を読んで、作品の意味や主張の理解を深めるということをやっていましたが、これが意外と面白いです。文豪の作品をただ漫然と読んでしまうと、文章の意味としては判るんだけども作品全体として何が言いたいの?ということになってしまいがちなのですが、読後に論文を読むことは、そういう疑問にある程度の正解を与えることができます。

 

文豪の作品を読みたいけど、意味が分からなくて退屈な思いをしたくない…

文豪の作品を読んでるところを、友人やあのコに見てもらいたいし、作品の主張や意味を解説してドヤりたい

 

そんな悩み・ご要望をお持ちの読書家の方にオススメです。

 

論文を参考に作品を解説します

 

 

ジョン・スタインベックとは

アメリカのノーベル賞受賞作家です。作品のうち、長編は多く映画化され、ノーベル賞以外にも様々な賞を取っています。作風は、ウィキペディアを見る限り長編では圧政に対する抵抗とか、文明の利器に居場所を奪われた労働者の悲哀とか割と社会派な作品が多い印象を受けますが、今回私が解説する短編集の方は、自然への畏敬や敬愛をテーマとした作品が多く、人間が扱われている場合にも、自然と、そこから発生した人間というとらえ方がされているように思います。ですので長編に比べるとずいぶんのほほんとした雰囲気になっています。

↓参考↓

ジョン・スタインベック - Wikipedia

 

自然の賛歌的な作品が多いです

 

■解説する作品について

解説する短編集はこちらです。

 

一読して意味が通りにくい作品を選定して解説します。今のところ解説が決定しているのは『菊』『蛇』『逃走』の三篇です。

一読して意味が分かる作品(真の意味は分かっていないのかもしれませんが、一読して一定のカタルシスがある作品)は解説しませんが、その中でも『朝めし』『「熊」のジョニー』は普通にオモシロイので単純におススメです。

 

■今後の予定

従来通りのペースで、上記作品の記事をアップしていきます。お付き合いいただける読者様におかれましては、

ぜひとも作品をお手元にご用意いただき、

お楽しみいただければと思います。

 

作品をお手元にご用意いただく

というのは非常に重要です。勘違いしていただきたくないのですが、アフィリエイターである私の利益のために言っているのではなく、皆様が作品と解説を最も効果的にお楽しみいただく方法として申し上げているということをご理解ください。作品の重要なポイントは引用という形で記事の中でもご紹介しますが、それらの引用だって最終的には作品全体の位置づけが非常に重要な要素になってきます。その文だけ読んで意味が通るという性質のものではなく、作品全体の中に位置づけられて初めて個々の記述が意味を持つという性質をしているものだと思ってください。

 

参考までに、作品はこちらからお買い求めいただけます。

 

よろしくどうぞ。敬具。