【古本愛好家の嗜み】栞コレクション
私は蔵書が基本的にすべて古本です。本は他の製品と違い基本的に新品と中古の間に質的な差異はなく、それでいて中古品は新品より極端に安いという特徴を持っています。安いという事なら図書館でもよさそうなものですが、私は本を読むときに折り目を付けたり書き込みを入れたりしたい派ですし、そうやって読み終わった本は手元に置いておきたいというのがあって、古本派に落ち着いています。古本を買い集めていると、しおりが挟んであることが割とあるので、集めていたらこんなことになってしまいました(笑)
数えたら74枚ありました。今日はその中から特に数の多いもの、逆に珍しいものをご紹介します。
■枚数第五位:文春文庫(5枚)
よく見るタイプのやつですね。74枚中5枚というのは逆に少ない感じがします。ちなみに、
こんな感じで裏は40周年のものだけ特別仕様です。
■枚数第四位:三笠書房(6枚)
三笠書房というより知的生き方文庫と言ったほうがなじみがあります。というか知的生き方文庫ってネーミングインパクトありすぎ(笑)玉石混交の自己啓発本という印象ですねー。栞に関しては何一つ工夫がないです!(笑)なぜか一枚だけ材質が違うやつがあって、若干強度が上がってます。
■枚数第三位:PHP研究所(8枚)
これはちょっと意外です。本棚の感覚としては絶対知的生き方文庫のほうがいっぱいある感じするのに実はPHP研究所の栞のほうが多いという…。本の種類も意外にいろいろあって(新書、文庫、サイエンス・ワールド新書)割と規模がでかい団体なのかもしれません。
■枚数第二位:角川文庫(13枚)
1位2位と急に枚数が多くなってます。確かにこの犬のキャラクターはよく見る印象があります。栞だけこうやって並べてみると割とデザインが洗練されていることに気づきます。こういうシリーズものは収集家の性として全種類コンプリートしたい衝動にかられますねー(笑)
ちなみに栞に書かれている名言っぽいやつはこんな感じです。
■枚数第一位:集英社文庫(15枚)
堂々納得の一位です。このハチのキャラクターはもう夏の風物詩としての地位を確立している感じがあります。栞も夏らしい爽やかなテイストです。テーマが統一されている分バリエーションに乏しいので、収集欲はさほど掻き立てられません。デザインは角川文庫のほうが力入れている感じがあります。
しかし栞の名言っぽいやつに関してはさすが集英社という感じで、読書に関する心に残る形容が多く見られます。
■レア
ここからはなかなか見かけない珍しいものを紹介します。
タロー書房
太陽がすごい不機嫌な顔してます。なんかサイケデリックです。
ATHINE
URLも電話番号も記載がなく、裏が無地で、そもそも肝心のロゴすら薄くて見えにくいという相当繊細なデザインです(笑)
シンプル
現代アートのようなシンプルさです。
材質
すごいザラザラしてます。
2枚セット
こちらもシンプルなデザインで、2枚で対になっててオシャレです。
■最後に
栞を集め始めてから、しおりを本に挟んで痛んだり散逸したりするのが嫌なので、レシートとかチラシとかをたたんだものを栞にして使うようになり、すごい貧乏臭いです(笑)