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『バカになれる男の魅力』潮凪洋介著

本の感想
  • 本読みました。

『バカになれる男の魅力』著潮凪洋介

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目次は下記の通りです。

■遊び

   - 没頭し、道を究めるほどの遊びは、仕事を超える

   - 勝ち負けではなく、自分の楽しみの量で測る

■会社

   - 会社と社会と自分の正しい関係性を認識する

    ・会社は小さな箱である

    ・会社に所属するのではなく、自分の人生の中の会社というステージ

■逆境

   - ノートとペンを持って一人旅に出る

   - 現状を好転させるアイディアを100個書き出す

   - 水面下での努力

 

 


■遊び
  - 没頭し、道を究めるほどの遊びは、仕事を超える

休日や帰宅後の時間は一般にはリフレッシュ、気晴らしとして認識されていますが、その常識にとらわれ、それらの余暇時間をマイナスの穴埋めとしてしか使えなくなってしまうことはもったいないことです。無意識に行っている遊び、興味を持って自発的に行っていることを、「中途半端な現実逃避」で終わらせず、徹底的に極めれば、それがビジネスのヒントになったり、副業としての道が見えてきたりと、現状を打破するきっかけが生まれます。


  - 勝ち負けではなく、自分の楽しみの量で測る

あるいは、「いかに自分の心を偽らないか」で測ることであるとも言い換えられます。勝ち負けで比較してしまうと必ず負けることになり、心が安らぐことがありません。


■会社
  - 会社と社会と自分の正しい関係性を認識する
    ・会社は小さな箱である

展望台からオフィス街を眺めると、自分の会社のビルが小さな箱のように見えます。自分が日ごろ悩んで、苦痛を我慢しながら通勤している会社という世界は、実はオフィス街全体から見ればちっぽけなものなのです。隣のビルにも同じような会社があって、同じような仕事と同じような人間関係と、同じように悩んでいる人が居ます。これが社会と会社の関係性で、社会から見れば会社などはその程度のものなのです。


    ・会社に所属するのではなく、自分の人生の中の会社というステージ

社員は会社の一部ではなく、会社での仕事の出来が悪かったからといって全人格、全人生が否定されるわけではありません。人生において、あわない会社に関をおいていた時期があってその間奮わなかったというだけの話で、会社のルールを人生に適用させる必要はありません。


■逆境
  - ノートとペンを持って一人旅に出る

行き先はどこか景色がきれいなところで、道中や旅先でノートを広げ、心に巣食った問題、こうありたいという願望、欲しいものなど、思うことを何でも書いてみます。するとある瞬間、書くことがとまらなくなります。そうやってできたノートは問題解決の手助けになり、また辛い局面で自分を勇気付けてくれるでしょう。


  - 現状を好転させるアイディアを100個書き出す

これは逆境を気に病むことへの対処法として紹介されている方法です。質は問わないから問題解決のアイディアを100個上げてみて、それらを組み合わせてみると思わぬ突破口に当たることがあります。何より、悩むという非生産的なエネルギーの方向をアイディアを考えるという生産的な方向に転換している点が有意義だと思います。


  - 水面下での努力

周囲から否定されたとき、あきらめたり反省したりするのではなく、その場では引き下がっておいて、頭ではその困難をゲームと捉え、水面下で困難の攻略法を考え、計画を進めるというアイディアが提示されています。水面下なので誰にも文句を言われず、対人ストレスがないこと、困難から逃げるのではなく、克服するという攻めの姿勢を持つことができること、自ぶな類は少人数の仲間しか知らない秘密という状況が困難に立ち向かうことを楽しいことにしている点がすばらしいと思います。


--まとめ--

会社でバカにされた経験から得たルサンチマンをばねにして、独自の価値観や解決法で会社に居る人間を超えた筆者、その熱量と哲学の一端が垣間見える、元気な本です。