『お金がたまる人たまらない人』丸田潔著
どうも!
こんな本読みました!
『お金がたまる人たまらない人』丸田潔著
--お金がたまる人のテクニック--
■家に家具が少ない
そもそもものを必要以上に買わない
↓
収納のための家具が不要になる
↓
掃除模様替えそのほかの管理で時間と労力が圧迫されることがない
というサイクルらしいです。
■掃除が好き
「整頓された環境は精神的な安定をもたらし、余計な欲望や浪費を抑える効果がある」
そうです。
人間は身体と物理的に距離の近いものに影響を受ける、という主張をなんかの本で読んだ覚えがあります。上の掃除が精神的な安定をもたらすというのも科学的根拠があるかわかりませんがあながち間違いでない気がしますね。
■税・保険福祉制度への関心が高い
お金がたまる人は「社会保障や税制を最大限利用して、もらえるものはもらい、利用できるものは利用している」そうです。
--お金がたまる人のメンタル--
■人生の楽しみを消費に求めない
上記の心構えは原文ママなのですが、かなり示唆に富んでいると思います。結局浪費という一過性の興奮の無意味さを看破した人が結果的にたまる人になっているということでしょう。
■シンプルイズベスト、合理的な考え方
テクニックの「家具が少ない」「掃除が好き」と通じるものがあると思います。テクニックとメンタルどちらが先かは鶏と卵な部分もありますが、上記テクニックがこのメンタルの発露であると考えるのはそれほど不自然ではないでしょう。他にもテクニックとして、「車を持たない」というのもありましたが、これもこのメンタリティを端的に表しているといえると思います。
■一つのことを極める
これは上のシンプルイズベストとついになるともいうべき考え方で、完全に無趣味で貯金だけが生きがいというような考え方よりも、一つの趣味に深く没頭してそれ以外にお金がかからず、結果としてお金がたまるという上体が理想だそうです。
--【まとめ】たまる人像--
たまる人というと、読むまではけちくさい人としか思われませんでしたが、実際はそうではないようです。
思ったことをまとめると、たまる人とは、
■精神的に安定していて、
かつ、
■自分の好きなこと得意なことに特化して生きていて、
それゆえに
■浪費などの一時的な快楽を渇望することがない。
また、身の回りの整頓や税制保健福祉の勉強に見られるように、
■丁寧に生きている。
というような人なのかなと思いました。
絶対お金ほしい!